V候補筆頭はレッドソックス 上原次第でオリオールズは台風の目

[ 2011年3月31日 15:16 ]

 2011年のメジャーリーグは、31日(日本時間4月1日)にヤンキース―タイガース戦など6カードで開幕する。昨季は日本選手所属球団のワールドシリーズ進出が8年連続でストップした。果たして今季はどうなるのか。展望を分析した。

 【ア・リーグ東地区展望】今季も最激戦区だが、大型補強に成功したレッドソックスが優勝候補の筆頭に挙がる。俊足強打の外野手クロフォード、一塁手の大砲ゴンザレスを獲得。故障から復帰するペドロイア、エルズベリーらが万全なら打線に死角はない。先発5番手で開幕を迎える松坂の状態もいい。不安は昨季精彩を欠いた守護神パペルボンだが、バードら代役候補も充実している。

 昨季地区優勝したレイズはクロフォードを筆頭にFAで主力がごっそり抜けたが、先発陣は安定しており若手の成長が鍵。逆に先発不足なのがヤンキースでサバシア、ヒューズに続く顔ぶれが心もとない。オリオールズは昨季途中に就任したショウォルター監督が終盤に奮闘した。オフの積極補強もあり、上原が年間通して抑えを務めれば台風の目になりそうだ。 

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2011年3月31日のニュース