九州学院 完敗も…夏に向けて成長誓う

[ 2011年3月31日 06:00 ]

第83回選抜高校野球大会第8日 九州学院2―8履正社

(3月30日 甲子園)
 九州学院(熊本)は、敗れはしたが夏につないだ。6回1死一、二塁から坂井監督の次男・宏志朗が左前にはじき返すと、二走の山下が50メートル5秒68の俊足を飛ばし、一気に生還。「あれくらいならホームに還れる」と胸を張った。

 坂井監督は「実力の差で負けたことを痛切に感じた」と素直に認めたが、初戦は国学院久我山(東京)に競り勝つなど機動力を生かした野球を展開。山下は夏に向けて「足だけではなく、守備、打撃もスケールアップしたい」と一層の成長を誓った。

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2011年3月31日のニュース