Kスタ復旧工事開始 4・29オリ戦開催を目標

[ 2011年3月23日 06:00 ]

復旧工事が始まった楽天の本拠地、日本製紙クリネックススタジアム宮城

 仙台市にある楽天の本拠地・Kスタ宮城の復旧工事が22日、始まった。完了まで約5週間かかる見込みで、4月29日(オリックス戦)の試合開催を目指す。

 損傷部分は47カ所あり、照明灯の補修などから着手した。ほかに貯水タンク1個が全壊。球場の外壁にある38本の柱に40カ所のひび割れが確認された。グラウンドの一部には約1センチのくぼみができ、人工芝の約20センチ下にあるコンクリートにまで損傷が及んでいないかチェックする。

 今後は修理を進めるのと同時に人材や機器の確保も必要になるが、池田敦司球団副社長は「直し始めて新たな損傷が見つかるケースもゼロではない。順調にいけば29日に間に合う」と話した。

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2011年3月23日のニュース