恐ろしい九州国際大付 4発口火切った4番主将「誰でも打てる力ある」

[ 2011年3月23日 15:07 ]

前橋育英―九州国際大付 1回裏九州国際大付2死一塁、高城が左越えに先制の2ランを放つ。捕手高橋亮

第83回選抜高校野球1回戦 九州国際大付7―1前橋育英

(3月23日)
 昨秋11試合10発の長打力はダテじゃなかった。九州国際大付がセンバツ最多の1イニング3本塁打を含む4発で初出場の前橋育英を圧倒した。

 4番高城は初回に大会1号となる先制2点本塁打を放った。「ボールを引きつけて打つ」という若生監督の指示に従って生まれた一発であると話し「監督の言われる動きができたら、誰でも打てる力がある」と胸を張った。

 5回に大会新の1イニング3本塁打を放った打線についても「ベンチのいい雰囲気が結果につながっている」と会心の笑顔で振り返った。

 守備では捕手として主戦・三好を巧みにリード。5安打11奪三振1失点と期待に応えたエースについて「ここ最近、高めに浮いていたがきょうは抑えられていた。チェンジアップもちゃんと投げられていたし、緊張せずに投げられたのがよかった」と称えた。

 次戦は日本文理と対戦。打線が自慢の似たチームカラーで「ミスしたほうが負けると思う」と気を引き締めていた。

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2011年3月23日のニュース