迷走セ・リーグ 阪神、ヤクルト協調で風向き変わってきた

[ 2011年3月23日 06:00 ]

 阪神に歩調を合わせるのがヤクルトだ。学生野球に優先権がある神宮が本拠地のためデーゲーム開催は困難。セ理事長でもある新球団常務は閣僚らとの会談から球団事務所へ戻ると、すぐに鈴木正球団社長らとヤクルト本社へ直行して堀澄也オーナーに報告した。

 新常務は経産省で池田副大臣から地方球場で開催可能か聞かれたそうで、鈴木社長も「地方に持って行くのも一つ」と代替球場を地方へ求める考えを示唆。球団はこれまで一貫して4・12同時開幕を主張しており、26日は普段は代理を立てる堀オーナーが自ら出席して球団の主張を訴えるという。

 迷走を続けるセの開幕日は、神ヤの協調で風向きが変わってきた。

続きを表示

2011年3月23日のニュース