新井選手会長あらためて同時開幕主張「必ず変わると信じている」

[ 2011年3月22日 17:25 ]

記者の質問に答える日本プロ野球選手会の新井貴浩会長

 日本プロ野球選手会の新井貴浩会長(阪神)は22日、文部科学省などへの訪問後、報道陣に「選手会は一貫している。12球団一丸で難局に向かっていかないと。このままじゃプロ野球界は駄目になる」と話し、セ、パ両リーグの同時開幕にこだわる姿勢を強調した。

 関係者によると、文科省は同時開幕について、選手会の要望に配慮して協議を進めるよう両リーグに求めた。蓮舫節電啓発担当相も「新井選手会長の発言に全て賛同する」と述べるなど、各大臣、副大臣が選手会の立場を尊重している。

 新井選手会長は「コミッショナーは『批判を受けいれる』と言うが、どうして批判を受けてまでやるのか。理由を説明してもらっていない」と不満を口にして「英断を待ちたい。必ず変わると信じている」と話した。

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