センバツ入場行進なし、外野から1校ずつマウンド方向へ

[ 2011年3月22日 11:08 ]

第83回選抜高校野球大会開会式のリハーサルで、マウンド方向に進む東北高ナイン

 東日本大震災の影響で開催を危ぶまれた第83回選抜高校野球大会の開会式リハーサルが22日、兵庫県西宮市の甲子園球場で行われ、被災地の東北高(宮城)など出場32校が甲子園の土を踏んだ。

 午前10時から始まり、冒頭に東日本大震災の犠牲者へ黙とうがささげられた。運営を簡素化する今大会は入場行進を行わず、外野に整列した選手たちが1校ずつマウンド方向に前進。いきものがかりの入場行進曲「ありがとう」は例年と異なり、生演奏はなかった。

 前回優勝の興南高(沖縄)の外間正伍主将を先頭に同準優勝の日大三高(東京)が続き、鹿児島実高、九州学院高(熊本)と南から順に行進。創部1年目で出場を決めた創志学園高(岡山)の野山慎介主将が選手宣誓のリハーサルを行った。

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