パ側、セに12球団オーナー会議呼び掛け

[ 2011年3月22日 06:00 ]

パ臨時オーナー会議、理事会

(3月21日 都内)
 島田議長は12球団オーナー会議の開催をセ側に呼びかけていることを明らかにした。「12球団でそろった方向性が大事。12球団のオーナーが集まれるよう調整している」。合同会議では日本シリーズまで行う方針で一致したが「パのCS中止の可能性はある。個人的には全体の日程を後ろに倒せれば調整しやすくなると思うが、パだけでは決められない」。早ければセの開幕(29日)前にも臨時オーナー会議を開き、CSと日本シリーズの日程変更について検討することになる。

 ≪4月3日に慈善試合計画≫合同会議では4月3日に被災者を支援する慈善試合を開催する計画を確認した。パ6球団が参加して札幌、京セラ、ヤフーの3ドーム球場で行う予定。入場無料で募金を呼び掛ける。セにも呼び掛けて合同で行いたい考えもあり、井上理事長は「どういう形でどんな支援策にするかを話し合っています」と説明した。

 ≪交流戦は早急にセと調整へ≫延長戦の規定がセとパで異なることになったが、交流戦での規定の取り扱いについて島田議長は「交流戦は両リーグにまたがる。そこまで最終調整できていない」と話した。早急にセ側と調整する予定。ただ、指名打者制(現在パが採用)と同様にセ球団、パ球団の主催試合でそれぞれのリーグの規定を採用することになりそうだ。

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2011年3月22日のニュース