西岡 背番号1でも構想は2番に「「喜んで」

[ 2010年12月21日 08:00 ]

ツインズ入団会見で背番号「1」を披露する西岡。指揮官は「2番起用」を打診

 ツインズに入団した西岡が、打順についてガーデンハイヤー監督から「2番」起用の構想を伝えられていることが分かった。

 1試合平均0・6本と本塁打の出にくいターゲット・フィールド。今季開場した同球場に対応するため同監督は来季にスモールベースボールへの変革を打ち出しているが、その鍵が「2番・西岡」だ。1番に昨季26盗塁のスパンを置き、2番・西岡との俊足コンビでかき回す。時にはつなぎも要求し、09年MVPの3番マウアー、06年MVPの4番モーノーという強力クリーンアップで還す算段。スミスGMは「西岡は若さとスピードだけじゃない。経験もあり、器用で何でもできる。何でもできる存在」と評価する。
 もちろん、西岡に異存はない。「喜んで四球でも死球でも(出塁する)。個人の成績よりチームの優勝を第一に戦っていきたい」と自己犠牲もいとわない覚悟を語った。19日(日本時間20日)はミネアポリス市内で新居探しをするなど、大リーグ挑戦への足場を着々と固める西岡。新天地では背番号1をまとい、2番を打つ。

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2010年12月21日のニュース