“ファイター”館山、ハワイで肉体改造

[ 2010年12月21日 06:00 ]

自主トレ先のハワイへ出発したヤクルト・館山

 ヤクルト・館山が、成田発の航空機で自主トレ先の米ハワイへ出発した。今オフは格闘技式の肉体改造に着手。筋力トレーニング、高カロリー摂取による増量期を経て、脂肪だけをそぎ落とす減量期を設定する方式で、格闘技、ラグビーではおなじみのパワーアップ法だ。

 現在は通常より9キロ増の102キロに達し「野球も無差別級のスポーツですから」と手応え。約1カ月間のハワイ滞在中に95キロまで減量し、2月の沖縄・浦添での春季キャンプに備える。
 6月末の右足甲骨折が契機だった。リハビリ中に筋力トレーニングを重ね、復帰後は10試合の登板で4完封を含む8勝2敗、防御率1・82。ベンチプレス140キロの筋力による球速の安定以外にも、50メートル走では自己ベストを0・3秒更新する6・17をマーク。パワーとスピードを兼ね備えるようになった。来季の目標は開幕投手。「狙っていく。来年は石川さんに挑戦していかないと」と意欲を見せた。

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2010年12月21日のニュース