5時間43分はシリーズ最長…24年ぶりの引き分け

[ 2010年11月7日 06:00 ]

 プロ野球の日本シリーズ第6戦は6日、ナゴヤドームで中日―ロッテが行われ、史上初めて延長十五回までもつれた試合は、規定により2―2で引き分けに終わった。対戦成績はロッテの3勝2敗1分け。

 シリーズの引き分け試合は、西武と広島が対戦した1986年の第1戦(広島)以来、24年ぶり7度目。試合時間は広島と阪急による1975年の第4戦で記録した4時間49分を上回る、史上最長の5時間43分だった。

 一回に1点ずつを取り合った後、中日が六回にブランコの適時二塁打で勝ち越し。ロッテは八回、サブローが中前適時打を放って同点とした。その後は両チームの救援陣が粘り強い投球で得点を許さなかった。

◆日本シリーズ長時間試合

1、5時間43分 2010年第6戦 中日2-2ロッテ 15回
2、4時間49分 1975年第4戦 広島4-4阪急 13回
3、4時間45分 1997年第2戦 西武6-5ヤクルト 10回
4、4時間41分 2010年第4戦 中日4-3ロッテ 11回
5、4時間38分 1995年第4戦 オリックス2-1ヤクルト12回

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2010年11月7日のニュース