巨人、豊田も戦力外…コーチ打診も現役続行へ

[ 2010年11月7日 06:00 ]

 巨人は6日、豊田清投手(39)に戦力外通告を行ったことを発表。同投手は現役続行を希望しており、自由契約選手として他球団への移籍の道を探ることになった。

 同投手は西武時代の97年と99年に10勝をマーク。また、救援投手としても02年から2年連続最多セーブを記録した。FA権を行使して06年から巨人に移籍。巨人では主にセットアッパーとして07年から3年連続で40試合以上に登板した。
 だが、越智、山口ら若手の台頭と自身の不振も重なった今季は16試合で1勝1敗0セーブ、防御率4・40。通算157セーブの実績に加え、チーム内の人望も厚いことで、球団は投手コーチや選手兼任コーチなどを打診。しかし、豊田は現役にこだわった。清武球団代表は「後進の指導にあたってもらいたかった。将来、指導者の道はあると思う」と話した。

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2010年11月7日のニュース