苦しんで延長勝ち 駒大、6季ぶり1部復帰決めた

[ 2010年11月7日 16:03 ]

 東都大学野球秋季リーグの1、2部入れ替え戦は7日、神宮球場で2回戦を行い、駒大(2部1位)が延長10回、4―2で国士舘大(1部6位)に勝ち、連勝で6季ぶりの1部復帰を決めた。今春に30季ぶりに1部昇格した国士舘大は2シーズンで2部に転落した。

 今季の駒大らしく、苦しんだ末の勝利で1部復帰を決めた。8回に逆転されて9回に追い付き、延長10回は2年生の中谷が「大学通算2安打目で初打点」という左越え二塁打で勝ち越した。

 笠間主将は「3連敗スタートの秋は負けられない試合ばかり。だから逆転されても誰一人あきらめていなかった。最後に4年生の役目を果たせた」とほっとした様子だった。
 2年前の秋に2部転落後、初めてつかんだ入れ替え戦の機会をものにした。1部優勝26度の強豪の復活なるか。小椋監督は「あすからでも新態勢に移りたい」と決意を口にした。

続きを表示

2010年11月7日のニュース