秋季キャンプ中の横浜 奄美大島で野球教室

[ 2010年11月7日 18:51 ]

横浜ベイスターズが開いた野球教室で、三浦大輔投手(右)から指導を受ける少年

 鹿児島県・奄美大島で秋季キャンプ中のプロ野球横浜ベイスターズは7日、豪雨に見舞われた島の子どもたちを励まそうと奄美市の名瀬運動公園で野球教室を開いた。参加した小中学生約400人は、プロ選手の打撃や守備などのアドバイスに熱心に聞き入っていた。

 運動公園内の球場や室内練習場など3カ所に分かれ、三浦大輔投手ら選手約30人がポジションごとに1時間にわたって指導した。奄美市住用町の自宅が浸水被害に遭い、同市名瀬地区に引っ越ししたという中学2年中池勇成君(14)は「分かりやすく教えてくれたので楽しかった」と笑顔で話した。
 野球教室とは別に、横浜ベイスターズの選手10人が奄美市の児童養護施設「白百合の寮」を訪問。施設前のグラウンドで子どもたち約80人とキャッチボールや体操などを楽しんだ。

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2010年11月7日のニュース