松坂10勝目ならず 今季ラストで5回4失点

[ 2010年10月3日 11:06 ]

ヤンキース戦に先発したレッドソックス・松坂

 今季最終登板となったレッドソックスの松坂大輔投手は2日、ボストンで行われたヤンキースとのダブルヘッダー第2試合に先発し、5回を投げて3安打7四死球6奪三振で4失点。勝敗は付かず、9勝6敗で今季を終え、4勝の昨季に続き2けた勝利に届かなかった。チームは延長10回に7―6でサヨナラ勝ちした。

 今季10勝目を目指した松坂だったが、1回いきなり内野安打と2死球で2死満塁のピンチを迎えると、6番バークマンに四球を献上し、押し出しで1点を失った。1―1の2回には四球と味方のエラーで再び無死二、三塁のピンチに。二ゴロの間に勝ち越しの走者が生還すると、続く2番グランダーソンには中犠飛を打たれて1―3と再びリードを許した。3回も立ち直れない松坂は1死満塁から中犠飛で失点した。

 ▼松坂の話 すっきり終われないまま終わってしまった。この4年間で一番自分に力がある、と自信を持って言えるシーズンだった。そこに思うように結果は伴わなかったけど、選手としての幅をまだ広げられる、広がるという実感はある。

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2010年10月3日のニュース