上原、31試合連続無四球!“最優先”で再契約へ

[ 2010年10月3日 06:00 ]

 【オリオールズ2-1タイガース】オリオールズの上原がタイガースとのダブルヘッダー第2戦で、2―0の9回から登板。2死から一発を浴びたが、今季12セーブ目を挙げ「抑えは同点にさえしなければいい。あの1点はいい」と納得の表情を浮かべた。

 抜群の安定感は変わらない。後半戦は32試合で防御率2・65。球宴明け初戦の7月16日ブルージェイズ戦で1四球を許してから31試合、33イニング連続無四球で、大リーグ歴代記録上位にも食い込んできた。この日も「2点差だったし、ボール球は投げていない」と初球から積極的にストライクを狙い、2個の三振はともに3球で奪った。
 好投を続ける上原との再契約は、もはやオ軍の今オフ最優先事項だ。球団は守護神としての残留オファーを用意。条件は単年で200万ドル(約1億6600万円)前後プラス出来高払いになるもようで、年間を通して活躍すれば今季年俸の500万ドル(約4億1500万円)前後になるともみられる。8月以降の監督就任で就任前より多い33勝目を挙げたショウォルター監督も上原を高く評価する1人。試合後も「コージは勝利の立役者だ」と絶賛していた。

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2010年10月3日のニュース