夏にはマイナー落ち…苦難乗り越えた五十嵐「ちょっと遅かった」

[ 2010年10月3日 09:29 ]

 【メッツ7―2ナショナルズ】シーズン161試合目で、メッツの五十嵐がメジャー初勝利をつかんだ。同点の7回2死満塁で登板し、三振で乗り切ると、直後に打線が勝ち越し。転がり込んだ白星を「率直にうれしい」と喜んだ。

 右打者マクスウェルに対し、フルカウントから高めの速球で空振りを奪った。ここまでの3試合は連続無失点で、与えられた要所を抑えたことを「うれしかった。久々に同点で投げたから肩、ひじがびっくりしていた」と振り返った。

 今季は2年契約の1年目。セットアッパーを任されつつあった4月下旬に左太もも裏を肉離れし、故障者リスト入り。復帰後は調子が上がらず、夏場にマイナー落ちした。苦しんだ末の白星に「ちょっと遅いけど勝たないよりは勝った方がいい。この運が来年の前半まで続いてくれれば」と目尻を下げた。(共同)

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2010年10月3日のニュース