悔しい思いしたブラゼル だから「タイガースのみんなと優勝したい」

[ 2010年7月28日 08:55 ]

 【阪神5―2横浜】阪神・ブラゼルの野球人生で優勝経験は1度しかない。来日1年目だった西武時代の08年。しかし、シーズン後半に受けた頭部死球のためクライマックスシリーズには出場できず、日本一になったチームの輪から外れて悔しい思いをしていた。

 「タイガースのみんなと優勝したいんだ。チームが勝つと、長い間、心に残る思い出ができるだろ」。
 27日の横浜戦で2本目を放った加藤には11日に頭部付近を狙われ、激高。西武時代の苦い思い出があるから瞬時ににらみつけた。「もう過去の話。別に特別な気持ちもないさ。きょうはたまたま勝負に勝ったというだけ」と振り返ったが、バットで“制裁”した形だ。

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2010年7月28日のニュース