レイズ初!ガーザ、今季5人目のノーヒッター

[ 2010年7月28日 06:00 ]

タイガース戦で球団史上初の無安打無得点試合を達成、チームメートの祝福を受けるレイズのガーザ(中央)

 【レイズ5-0タイガース】レイズのガーザがタイガース戦で球団初のノーヒットノーランを達成した。

 四球を1つ与えただけで、打者27人で打ち取る準パーフェクト投球。
 「9回は“最後まで攻めろ”と自分に言い聞かせた。野手に何度も良いプレーをしてもらった。いい条件がそろった」。両腕を突き上げ、ナインにもみくちゃにされた。
 相手先発シェルツァーも6回途中まで無安打という投手戦。2死からの初安打がジョイスの3号満塁弾で、大きな援護を得た。今季大リーグ全体では5人目のノーヒッター。08年にツインズから加入し、リーグ優勝決定シリーズで2勝しMVPに輝くなど、球団初のワールドシリーズ進出に大きく貢献した26歳。今季は好不調の波が激しく、3回KOされた2日後に救援しセーブを挙げたことも。し烈なア・リーグ東地区の優勝争いの中、偉業達成でチームはますます勢いづきそうだ。

 <年間6人が最多記録>ガーザが大リーグで今季5人目の無安打無得点試合。4月17日のヒメネス(ロッキーズ)、5月9日のブレーデン(アスレチックス)、同29日のハラデー(フィリーズ)、6月26日のジャクソン(Dバックス)に続いた。大リーグでは90年など過去4度、年間6人の無安打無得点試合が最多記録。30球団で無安打無得点試合がないのは、パドレスとメッツの2球団だけとなった。

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2010年7月28日のニュース