痛みに耐え力投も…川越東・高梨、涙の敗戦

[ 2010年7月28日 06:00 ]

サヨナラ打を打たれた川越東・高梨(右から3人目)は自力で立ち上がることができず、仲間に支えてもらいながら整列へ向かう

 【埼玉準決勝・川越東2-3花咲徳栄】川越東は延長10回無死満塁で、プロ注目左腕の高梨がサヨナラ打を浴び2―3で花咲徳栄に敗れた。

 24日の春日部共栄戦の延長14回の打席で左ひざじん帯を痛め、この日は5回2死一、二塁から登板。しかし痛みが増した延長10回、2者連続の投前バントに俊敏に反応できず、安打と犠打失策でピンチを広げた。「勝たせたかった」と元ヤクルトの阿井監督。涙の高梨は進路について「大学に行くと思います」と話した。

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2010年7月28日のニュース