2度追いつくも…交流戦4戦4敗、最悪の借金14

[ 2010年5月17日 06:00 ]

8回、ガイエル(右)は、同点の右越え3ランを放ちナインに迎えられる

 【ヤクルト5-6ソフトバンク】手は尽くした。2度同点に追いついて延長戦に持ち込んだが、11回に5番手・増渕が本多に右前へ勝ち越し打を浴びて万事休す。交流戦勝ち星なしの4連敗で今季ワーストの借金14となった。

 高田監督は「あと1点だった。野手は相手のミスでうまく点を取ったり、執念を見せてくれたんだけど」と肩を落とした。
 打線は粘りを見せた。8回に押本が小久保に3ランを被弾したが、その裏にガイエルが12号3ランを打ち返し、相手エースの杉内をマウンドから引きずり降ろした。
 守護神・林昌勇が昨年6月18日ロッテ戦(神宮)以来となる2イニング(9、10回)を抑えたのも収穫だ。ガイエルも「僕が打てたのだから、みんなもワンプレーで変わる。信じてやっていきたい」と前を向いたが、観客席のヤジは大きかった。

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2010年5月17日のニュース