戦力外通告選手 半数以上がプロ野球に再就職

[ 2010年5月17日 17:50 ]

 日本野球機構(NPB)は17日、昨秋に戦力外通告を受けた日本選手90人の進路調査結果を発表し、国内外、プロアマ問わず野球関係の仕事に就いた70人のうち、51人がプロ野球12球団に残ったことが分かった。

 内訳は選手(育成選手を含む)が16人、コーチが7人、職員・スタッフが28人。調査を始めた2007年以降、12球団内にとどまる割合が毎年5割を超えており、プロ球界が最大の「再就職先」となっている。

 一方で一般企業への就職、自営業への転身は計8人にとどまった。NPBのセカンドキャリア担当者は「若い人を採用したいという企業はあるが希望者が少ない。職を選ばなければ、百パーセント就職できる」とし、野球界以外にも選択肢を広げるよう呼び掛けた。

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2010年5月17日のニュース