尚成、緊急登板でメジャー初被弾

[ 2010年5月17日 09:00 ]

マーリンズ戦の3回無死二、三塁で急きょ登板、3回を4安打4四球で2失点だったメッツ・高橋

 メッツの高橋尚成投手は16日、マイアミで行われたマーリンズ戦に先発投手の故障で0―3の3回無死二、三塁で急きょ登板し、3回を4安打4三振4四球(敬遠2)の2失点だった。5回には初本塁打を浴びた。勝敗は付かなかった。試合は8―10で敗れた。

 救援に回った不振のペレスに代わり、19日のナショナルズ戦での先発が濃厚となっていた高橋が、先発のアクシデントで緊急登板の機会が回ってきた。

 ニースが3回にバント処理で右太もも裏を痛め、0―3の無死二、三塁でマウンドへ。十分な準備もないまま、犠飛と2安打などでさらに3点を献上した。4回は3者連続三振だったが、5回には主軸のアグラにメジャー初本塁打を浴びた。

 3回を投げ、投球数は59。マニエル監督は「ニースの次回の先発予定で、高橋が投げることになるだろう」と話した。21日(日本時間22日)、本拠にヤンキースを迎える「サブウエー(地下鉄)シリーズ」となる可能性が高い。(共同)

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2010年5月17日のニュース