1失点完投も…中大・沢村「負けたら意味がない」 

[ 2010年5月15日 06:00 ]

<中大・亜大>10奪三振ながらも、1失点で敗戦投手となった中大先発・沢村

 【中大0―1亜大】東都大学野球第6週最終日(14日 神宮)中大は、157キロ左腕のエース沢村が6安打1失点完投、10奪三振も援護がなく自力優勝が消滅した。

 この日の最速は152キロ。6回2死二塁から高めのスライダーを4番・平田に左越え二塁打された失点が最後まで重くのしかかった。「自分の実力不足。でも全力を出したので悔いはない。まだ終わってないので最後までしっかりやりたい」と唇をかんだエースを高橋監督も「しゃーないよ。沢村はよく投げた」とかばった。勝てば11季ぶりの優勝に大きく前進したが、4カード目で初めて勝ち点を落とした沢村は東浜との息詰まる投手戦にも「勝負事は勝つことがすべてで、負けたら意味がない」と悔しがった。

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2010年5月15日のニュース