落合監督もうらやむ誕生日つながり!ブランコ、小池で劇的勝利

[ 2010年5月15日 19:21 ]

オリックスにサヨナラ勝ちし、喜ぶ中日ナイン

 【中日5-4オリックス】中日が1点を追う九回に粘りを見せて逆転し、交流戦の連勝を3に伸ばした。今季6度目のサヨナラ勝ちを呼んだのは、ともに「誕生日」にまつわる2人の活躍だった。

 1人目は4番ブランコ。九回、1死一、二塁で打席に入った。レスターの高めの直球を引っ張ると、打球は弾丸ライナーで左翼線へ。同点の走者を迎え入れた。14日が息子の5歳の誕生日だった主砲は、四回に先制のソロ本塁打を放つなど、この日3安打4打点の活躍に「息子のためにも打ちたかった。きょうは日本に来てから一番と言っていいほど調子が良かった」と満足そうに笑った。
 そして最後を締めたのは、この日で30歳になった小池だった。ブランコの同点打の直後、二、三塁から151キロに食らい付いた。打球は投手のグラブをはじいて中前へ。お立ち台で谷繁からクリームを顔面に押しつけられたヒーローは「最近は誕生日に試合に出てないし、打った記憶もない。まさかああなるとは」と興奮気味に話した。
 12月生まれの落合監督は「誕生日がシーズン中にあっていいね。みんなに祝ってもらって。一度もそういうことないよ」とうらやましそうだった。

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2010年5月15日のニュース