球数制限で…ダル　２８回無失点も勝敗つかず

　【日本ハム０－１広島】日本ハムのダルビッシュは８回無失点の好投が報われなかった。連続無失点イニングを２８回に伸ばしたものの、勝敗は付かなかった。

　交流戦の前に２試合連続で１５０球以上を投げていたため、この日は球数制限が設けられていた。「最後まで投げたい気持ちはあったけど、体のこともあるので」とダルビッシュ。９９球で降板したが、未練はなかった。

　２学年下の前田健との投げ合いを、存分に楽しんだ様子。３回には安打も放ち「球が見えていた」とにやり。チームはサヨナラ負けとなったが「今日は仕方がない」とさばさばした表情だった。

　▼梨田監督（ダルビッシュの降板に）「後ろ髪を引かれる思いはなく、スパッと代えた。早く援護できていたら良かったんだけど…」
　▼谷元（サヨナラ打を浴び）「アウトを取りにいこうとしていた。申し訳ない」