ソフトバンク交流戦初白星!無失点リレーで連敗止める

[ 2010年5月15日 21:02 ]

 【ソフトバンク2-0ヤクルト】先発が六回まで投げ、盤石の救援陣が終盤を締めるのがソフトバンクの必勝パターンだ。交流戦初白星を挙げた秋山監督は「きょうは投手だろう」と言ってから「みんなそれぞれ仕事をしてくれた」とつなげた。球団がソフトバンクとなって節目の400勝目は無失点リレーの快勝だった。

 先発の和田は一回に2死満塁のピンチを招くなど不安定な立ち上がりだった。だが、神宮球場は早大時代に東京六大学で慣れ親しんだ舞台。「育ててもらった思いがあるので、ここでは負けたくないというのはある」と、崩れずに粘った。
 左腕は尻上がりに調子を上げ、六回まで4安打82球で降板。和田の交流戦最多に並ぶ14勝目をアシストしたのは“勝利の方程式”の3人だ。摂津、ファルケンボーグが一人の走者も許さず、九回は馬原が150キロを超す速球でねじ伏せた。
 今季25勝のうち、救援の3人がそろって投げた試合は10勝1敗1分け。スコアは2―0でも危なげない試合運びに主将の小久保は「こういう試合で勝てるのがうちの強み」と心強そうに笑った。

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2010年5月15日のニュース