新井“消えた”天井二塁打が逆転劇演出

[ 2010年3月27日 06:00 ]

 【阪神7-3横浜】阪神・新井の天井打が逆転劇を演出した。

 3点を追う4回無死一、三塁からの大飛球が左翼上方のリング状になっている天井部分に吸い込まれ落ちてこなかった。「目で追っていたら消えたから、あれっとなって。行ったと思ったんですけど…」。今季初本塁打となってもおかしくない会心の当たりが、グラウンドルールで二塁打となった。それでも、この一撃が今季初安打初打点となり、「点が入ったからいいです」と満足げだった。

 ▽京セラドーム大阪のグラウンドルール(2) 打球がフェア地域内にあるスーパーリングの内側に入り落下しない場合はボールデッドとして、打者および走者には投球当時を基準にして2個の安全進塁権が与えられる。

 ≪安藤 球団初3年連続開幕戦白星≫阪神の安藤が、村田に1号ソロなどを許し5回3失点も、球団初の3年連続開幕戦白星に「僕が頑張ったんじゃない。中継ぎ、打線が頑張ってくれた」と反省した。7日のオープン戦・西武戦後に大役を伝えた真弓監督も「しっかり粘ってくれたのでチャンスが来た」と称賛。今季から1勝ごとにパソコン1台を児童養護施設へ寄付する活動もスタート。「勝ててよかった」と喜んだ。

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2010年3月27日のニュース