松坂 OP戦初登板は“納得”1失点

[ 2010年3月27日 06:00 ]

レッドソックスの松坂

 【レッドソックス6-4マーリンズ】レッドソックスの松坂が、オープン戦に初登板。

 2番手として7回から登板し、2回1失点という結果に「最初の試合。マウンドに立って違う相手、打者を見ると自然と緊張した。それが一番良かった」と打者に対する感覚を味わえたことを最大の収穫に挙げた。最速は91マイル(約146キロ)止まりだったが、現在は体を集中的に鍛えている時期でもあり「これで100%だったらまずいですよね」と余裕の表情。変化球はスライダー、チェンジアップ、カットボールともに21日のマイナー登板よりも精度が増しており「切れは良くくなっている」と手応えを口にした。次戦は中3日で29日のレイズ戦に救援予定。先発5番手が必要となる4月18日の公式戦初登板へ向け、ようやく松坂の2010年が“開幕”した。

 ≪田沢 登板予定も急きょブルペン調整≫開幕メジャー生き残りを懸けてこの日登板予定だったレッドソックスの田沢は、急きょ首脳陣の指示でブルペン投球となった。最近3試合で5被本塁打の結果が示すように、ボールが高めに浮くことが最大の修正課題となっており、直球を中心に28球低めに投げ続けた。それでも、まだ納得いかない様子で「今までになく腕が振れていない感覚がある。助走をつけて遠投したり、いろいろやっていきたい」と厳しい表情だった。

続きを表示

2010年3月27日のニュース