松井秀 背番号「55」に2三振も定位置で打球処理 

[ 2010年3月27日 09:51 ]

ジャイアンツ戦の3回、見逃し三振に倒れたエンゼルス・松井秀

きょうはダメダメ 松井秀 振ってもダメ見てもダメ 

 松井秀はオープン戦のテーマの一つに「投球を見ること。投手を知ること」を挙げる。同じ背番号「55」をつけるリンスカムに2三振と完敗しても「ボール一つ一つの質がかなり高い。体感できたというのはいいことと思う」と、うなずいた。
 ジャイアンツとは今季のレギュラーシーズンでは対戦しない。事前に情報は頭に入れず、一流の球への対応力を試した。一回は外角低めに沈むチェンジアップにバットが空を切り、三回は同じコースに来た速球に手が出なかった。それでも「やられたという感じ」と脱帽した表情に暗さはない。対戦で得た収穫は大きかったようだ。
 左翼での先発はオープン戦2度目。前回22日は処理する機会のなかった打球が、三回に飛んできた。ほぼ定位置でつかんだ左飛に「やさしい打球でよかった」と笑った松井秀。ソーシア監督は「(指名打者制のない)交流戦の敵地で、機会があれば守らせたい」と期待感を示した。(共同)

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2010年3月27日のニュース