城島「抑え捕手」で3投手をリード

[ 2010年3月12日 06:00 ]

<オ・神>メッセンジャーは城島(左)話しながらベンチに引き揚げる

 【阪神2-7オリックス】阪神の城島が、6回の守備から途中出場し「抑え捕手」としてメッセンジャー、久保田、藤川の阪神3投手を好リードした。

 最も驚いたのは初めてコンビを組んだ久保田。最速146キロの直球にチェンジアップが効果的で「きょうみたいな真っすぐが来てくれれば今後も楽しみ」と評価した。救援陣との連係を深めるのが狙いで「中継ぎは1球で状況が変わるから」とそれぞれの特徴をインプットしていた。

 ≪フォッサム大炎上…先発失格も≫阪神のフォッサムがオリックス相手に2度目の先発で、5回を11安打6失点と大炎上した。最速136キロで生命線の制球と緩急もいまひとつ。4回は自慢のスローカーブをカブレラに被弾。スタミナ不足も露呈して「ゲームが進むにつれて腕が疲れた」とうなだれた。前回登板に続きボークも犯したメジャー40勝左腕。その片りんは見られず、真弓監督も「開幕ローテーション?他の投手との兼ね合いもある」と先発失格もにおわせた。

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2010年3月12日のニュース