斎藤も川上も一丸ブレーブス!名将に最高の花道を!

[ 2010年3月12日 15:07 ]

2日、メッツ戦で出場メンバー表を確認するブレーブスのコックス監督

 米大リーグ、ブレーブスが今季限りで勇退する名将ボビー・コックス監督を最高の形で送り出そうと一丸となっている。入団以来、ともに戦ってきたチームリーダーのC・ジョーンズは「ボビーは私にとってただ一人の監督だ」と力を込める。

 史上4位の通算2413勝を挙げたコックス監督は、ブレーブスを率いて通算25年目を迎える。ワールドシリーズも制覇した1995年から11年連続で地区優勝を果たし、黄金時代を築いた。
 全体キャンプ初日。68歳の指揮官はミーティングで「キャンプでみんなに話をするのはこれが最後になるが、おれは相変わらず気難しく、ときに怒り狂う。目標は変わらず、ワールドチャンピオンだ」。チームを緊張させまいと気遣う監督の言葉に選手は奮い立った。
 今季加入した40歳の斎藤は「今まで経験がないミーティング。かれの長く、重い野球人生の最後にいられるのはうれしいし、身が引き締まる」と言い、川上も「もちろん、みんな同じ気持ち」。
 監督と少しでも長く戦いたいというC・ジョーンズは「プレーオフに進めば、ハッピーに送り出せる」。5年ぶりのプレーオフ進出で名将の花道を飾れるか。(共同)

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2010年3月12日のニュース