松井秀“天使のターフ”が守備復帰後押し

＜エンゼルス・レッズ＞軽快な動きで守備練習をこなすエンゼルス・松井

　【エンゼルス０－６レッズ】エンゼルスの松井は４番・ＤＨで２試合連続で先発出場したが、２打数無安打に終わった。もっとも自身は「少しずつ慣れてきている部分はある。スイング自体は悪くない」と振り返った。

　この日の試合前練習ではベースランニングを初めて２日連続でこなし、シートノックでも軽快な動きを見せた。現時点でひざの状態は良好で、ソーシア監督も「守備でもレベルを上げてきた」と評価。そして今月下旬の守備復帰を目指す松井にとって、味方となりそうなのが異常気象。ジェリー・ホール球場マネジャーは「今年のこれまでの降水量はすでに昨年１年分を超えた。でも、そのおかげで芝はよく育っているし、柔らかい」と証言。松井も「アリゾナは初めてだから比較はできないけど、ここの芝はきれい。（守備には）当然いいですよね」と“天使のターフ”を歓迎していた。