甲子園歴史館 目玉は阪神「歓喜の瞬間」コーナー!

[ 2010年3月12日 16:43 ]

甲子園歴史館に展示されたスコアボードで使用された選手名板

 甲子園球場(兵庫県西宮市)に14日開館する甲子園歴史館は12日、報道陣向けの完成見学会を行い、館内にはプロ野球阪神や高校野球の歩みなどを紹介する展示物が並んだ。所蔵品は約2千点に及ぶという。

 「阪神タイガースゾーン」では1985年の日本一を振り返る「歓喜の瞬間」コーナーが目玉。大型スクリーンで当時の映像を上映し、優勝ペナントやユニホームを展示した。球団創設時から現在に至るまでの主力選手が使用したバット、グラブも多く飾られた。
 「高校野球ゾーン」は春の選抜大会、夏の選手権大会の初代優勝旗など貴重な資料が多数。名勝負を映像や各校のユニホームなどとともに振り返る。またアメリカンフットボール「甲子園ボウル」のコーナーもある。
 阪神電鉄の坂井信也社長は「歴史の長い球場で、いろいろな資料がある。野球文化は日本にとって貴重。たくさんのファンに見てもらいたい」と話した。

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2010年3月12日のニュース