メジャー挑戦の五十嵐“プチ移住”で予行演習

[ 2009年11月15日 06:00 ]

 FA権行使でのメジャー挑戦を表明しているヤクルト・五十嵐亮太投手(30)が14日、12月上旬から米国へ“プチ移住”する計画を明かした。

 都内のジムで約3時間の練習を終え「12月から米国で体を動かそうと思っている。1月に入ってもそのまま滞在するかもしれない」と話した。レンジャーズなどが獲得に関心を示す中、夫人と2人の子供も同行し、コンドミニアムで生活する予定。「英語も現地で話した方が覚える」と約2カ月間の滞在で米国生活を予行演習する考えだ。
 渡米後は、メジャーの一流選手が通い、レッドソックスの松坂も来月中旬から滞在を計画しているアリゾナ州のトレーニング施設「アスリーツ・パフォーマンス」で自主トレを予定。年内にはメジャー球を使用しての練習にも着手する。「ボールの違い、マウンドの硬さを考えたら米国で動いた方がいい」とメジャー対応の練習内容に切り替えていくという。今後はヤクルトの球団行事は欠席する方針。23日のファン感謝デー(神宮)も球団から出席を打診されたが「うれしかったけれど球団を出ると言った立場なので」と話していた。

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2009年11月15日のニュース