16年ぶりの古巣復帰!西武・工藤、背番号は…

[ 2009年11月15日 06:00 ]

 西武は14日、横浜を戦力外となった工藤公康投手(46)の獲得を発表した。1年契約で、16日に入団会見を行う。

 来季がプロ29年目となる大ベテランは「監督をもう一度男にしたい。骨をうずめるつもりでやる」と意気込んだ。
 94年以来、16年ぶりの古巣復帰。背番号は「50」か「74」が有力だ。「新しいチームに行くイメージだし、47以外の番号で出直す。来年47歳だけどもっと上を目指す。47より大きな数字から選びたい」と工藤。球団側は「50歳まで現役を」と50を用意しており、新背番号での再出発となる。
 チームは今季、中継ぎ陣が崩壊。逆転負けは39度で、4人以上継投した試合は29勝57敗4分けと、日本ハムの50勝36敗2分けに差をつけられた。工藤本人も「(起用法は)左のワンポイントだと思う。もちろん長いイニングを投げろと言われれば、どこでも投げる」と役割は認識している。
 また同じ左腕の黄金ルーキー・菊池には「僕もプロに入って(レベルの高さに)最初は後悔した。プロの壁を味わってそこから練習した。彼は自分のスタイルがあると思うし、そのままの姿勢で頑張ってほしい」とコメント。「聞いてくれれば話をします」と“先生役”も買って出た。

 ▼西武・渡辺監督 今までの経験を生かして、今年ウチが弱かった部分を補ってほしいと思っています。また一緒にできることになって来年が楽しみです。

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2009年11月15日のニュース