古巣ソフトバンクも参戦…王会長が城島に獲得を打診

[ 2009年10月24日 23:40 ]

 ソフトバンクは24日、米大リーグのマリナーズ退団が決まった城島健司捕手の獲得に乗り出し、王貞治会長が福岡市内で城島に直接会って古巣復帰を要望した。

 この日はプライベートで夕食をともにし、具体的な条件など話は出なかったという。王会長は「一緒にやり始めて15年になる。彼は九州出身だし、ファンの思いを知っている」と話した。城島は代理人を通じ「自分の恩師の王さんからこのような意思を伝えていただき、光栄に思います。ホークス、タイガースに迷惑がかからないように、なるべく早く決断したい」とコメントした。
 阪神が23日に城島と初交渉に臨んだ一方で、古巣ソフトバンクはここまで方向性を明確にできていなかった。竹内孝規球団最高執行責任者は「選手育成の問題や、経営上も厳しい時期でいろんな課題があった」と理由を説明した。

 ▼ソフトバンク・王貞治会長の話 きょうは結論は出なかった。城島も近々答えを出すでしょう。きょうはお互いに思いを伝えただけ。一緒にやり始めてから15年になる。彼は九州出身だし、ファンの思いを知っている。

 ▼城島健司捕手の話 (代理人を通じ)古巣のホークスでもあり、恩師の王さんからこのような意思を伝えていただき、光栄に思います。今後じっくり考えて、ホークス、タイガースに迷惑がかからないように、なるべく早く決断したい。

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2009年10月24日のニュース