胴上げ足踏み…日本ハム 西武戦7連敗

[ 2009年10月6日 06:00 ]

<日・西>厳しい表情で試合を見つめる梨田昌孝監督(中)

 【日本ハム5―10西武】日本ハムはマジック1の大一番で“レオ・アレルギー”が顔を出した。9月8日から同カードは7連敗。ベンチ裏に出てきた梨田監督は「これで7連続でやられたのか…。メンバー的にもG・G・佐藤、栗山、後藤といないのに負けてるんだもんね」。インフルエンザなどで主力が離脱している西武が相手でも完敗だった。

 1点リードの6回。江尻が死球を与えたところで、林に交代したが、1死二、三塁から暴投、適時打と最悪の形で逆転を許してしまう。救援陣だけで7失点。7回に坂元が中村に喫した140メートル弾に「あそこまで打球を飛ばされればすっきりする」と苦笑いの梨田監督も「5回を過ぎたあたりから、勝ちを意識した継投になった。プレッシャーはなかったと思うが」。早めの継投が裏目に出てしまった。
 この日は4万1999人のファンがスタンドを埋め尽くした。2年ぶりのV奪回に備えて観戦に訪れていた大社オーナーも「なかなか1回で決めるのは難しい。それに4万人超えだよ。営業的にはよかったんじゃないでしょうか」。夢にまで見た本拠地の胴上げ。「選手には“またあした頑張ろう”と言ったよ」と梨田監督。1日ぐらい楽しみを取っておいてもバチは当たらない。

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2009年10月6日のニュース