イチローにも影響…グリフィー去就「家族と相談する」

[ 2009年10月6日 17:24 ]

今季最終打席となったレンジャーズ戦の8回、中前打を放つマリナーズのグリフィー。11月で40歳になるが、来季の去就が注目される=4日

 通算630本塁打のスラッガーは来季戻ってくるのか。11月に40歳となる米大リーグ、マリナーズのグリフィーの去就が注目されている。

 4日にシーズンを終えたグリフィーは現役続行に関して「そうしない理由はない」とAP通信の取材に前向きに答えた。だが一方で「野球を仕事にするなんて、普通はできないことができた。“次章”がどんなものか楽しみ」と引退を示唆するような発言も。
 AP通信によると、年俸200万ドル(約1億8千万円)に加え、打席数と観客動員数に応じて設定された出来高払いで115万ドルを稼いだ。記事は、打率2割1分4厘、19本塁打の成績以上に周囲に影響を与え「孤独好きだったイチローを殻から引っ張り出した」としている。イチローは200安打を達成した9月13日に「僕にとってジュニア(グリフィー)の存在は本当に計り知れない」と口にした。
 グリフィーは「家族と相談してみんなにとって何が一番いいかを決める」と、決断の鍵について話した。(共同)

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2009年10月6日のニュース