手にしたボール投げ捨てた工藤…その理由は?

[ 2009年10月6日 23:18 ]

8回、ヤクルト・ガイエル(左奥)に勝ち越し2ランを浴びた横浜・工藤

 【ヤクルト10―4横浜】今季限りでの退団が決まっている工藤が2点リードの8回1死二、三塁で登板。青木に同点打、ガイエルに2ランを浴び、ユウイチに四球を与えたところで降板、敗戦投手となった。

 マウンドに向かう時は「(特別な)思いはよぎらなかった」と46歳の左腕。「すごい声援に応えられなかった」と淡々と話した。来季も現役続行を希望しているが、移籍先が見つからなければ引退の可能性も。ベンチに向かう際、手にしていたボールを一瞬見つめて投げ捨てた。わけを聞かれると「自分の気持ちを打ち消すために」と答えた。

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2009年10月6日のニュース