投手力のカ軍VSド軍 攻撃自慢のフ軍VSロ軍

[ 2009年10月6日 11:04 ]

 ナ・リーグ地区シリーズは7日(日本時間8日)に開幕。タイプの似たチームがぶつかり合う。

 ▽ドジャース(西地区)―カージナルス(中地区)
 3年ぶりのワールドシリーズ制覇に挑むカージナルスが優位。防御率1位のカーペンター、19勝で最多勝のウェインライトの両右腕を擁する。本塁打王プホルスの前後をホリデーらが固める強力打線は機動力もある。
 同じく投打にバランスの取れたドジャースだが、黒田が首を痛めて登録抹消。ウルフ、カーショー両左腕の奮起がなければ苦しい。プレーオフ経験の豊富なラミレスや勝負強いケンプ、イーシアら中心打者の援護は欠かせない。
 ▽フィリーズ(東地区)―ロッキーズ(ワイルドカード=WC)
 ワールドシリーズ連覇を目指すフィリーズは昨季以上の戦力がそろう。45本塁打のハワードをはじめ、30本塁打以上が4人。先発陣にサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)経験者のリーとマルティネスを加えた。リッジら救援のもろさが気掛かり。
 ロッキーズも攻撃力では引けを取らない。得点、本塁打ともフィリーズに次ぐリーグ2位。中軸のヘルトン、トゥロウィッキーは当たっている。クアーズ・フィールドでの勝率は6割3分。本拠地での戦いに自信を持つ。(共同)

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2009年10月6日のニュース