「また挑戦したい」メッツの建さんが帰国

　広島からフリーエージェント（ＦＡ）宣言し、米大リーグに挑戦していたメッツの高橋建投手が６日、帰国した。長旅の疲れも見せず広島空港で取材に応じ「（打者の）パワーはすごかった。行ったことは間違いじゃなかった」と充実した表情で話した。

　招待選手として春季キャンプに参加し、故障にも悩まされたが、４０歳でメジャー昇格を果たした。白星こそつかめなかったが「日本で出してきたことを全力で出せれば、何とかなるかなと思った」と自信を深めていた。
　今後についてはまだ白紙の状態だが、米国で再びプレーしたいという気持ちが強く「もっと投げられたという歯がゆさがあるので、また挑戦したい」と意欲を口にした。