セ理事会“サイン盗み禁止”即日発効!

[ 2009年9月8日 06:00 ]

 セ・リーグは7日、東京都内で理事会を開き、サイン盗みなど、いわゆるスパイ行為を禁じる申し合わせ事項を明文化し即日、発効させた。異例のシーズン中の立法に、鈴木清明理事長(広島球団本部長)は「パ・リーグとの統一をはかった」と説明。パは1998年、ダイエーのサイン盗み疑惑が表面化し、99年1月に不正行為撲滅の監督宣言を行い、アグリーメントに明記している。コミッショナー、セ、パの3事務局統合となった今季、整備を急いでいた。ただ、理事の1人は「阪神からの要望が強かった」と話し、最近、何らかの不正行為の疑念があった可能性もある。今回の申し合わせ事項では「ベースコーチ、走者から打者への球種等の伝達は行わない」「テレビ・モニターはベンチから遠くに設置」など4項目を明記した。

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2009年9月8日のニュース