意外…イチローは「その気になればいくらでも本塁打打てる」

[ 2009年9月8日 07:47 ]

 サイヤング賞左腕、ジャイアンツのジトは、イチローの意外な一面を感じていた。「彼が凄いのはその気になればいくらでも本塁打を打てること。バットの芯でボールをとらえる技術は誰にも負けないから遠くまで飛んでいく。打撃練習で10球連続柵越えなんて、ざらだからね。球宴の本塁打競争に出れば間違いなく優勝だろう。公式戦でも20本は軽いだろうね。その代わり打率は・330を打てなくなるかもしれないけど」。

 ジャイアンツに移籍してから2年間、対戦がなかったジトだが、今年はインターリーグで久しぶりに対戦した。「内角のスライダーを三遊間に内野安打。グリップを内側にとどめ、巧みに反対側に打ち返す。そうかと思うと外の球を、手を伸ばしてラインドライブ。相変わらずうまかったよ」と恐れ入ったと言い感じだった。

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2009年9月8日のニュース