立正大にやられた…東浜リーグ最短KO

[ 2009年9月8日 06:00 ]

<立正大・亜大>4回、立正大無死、黒葛原に中前打を打たれる亜大・東浜巨

 東都大学野球第1週最終日は7日、神宮球場で3回戦1試合が行われ、立正大が越前一樹外野手(3年)の決勝三塁打などで亜大を6―2と下して勝ち点1点を挙げた。立正大が亜大から勝ち点を挙げるのは49年の創部以来初の快挙。亜大は注目の右腕・東浜巨投手(1年)がリーグ最短KOを喫したのが痛かった。

【試合結果詳細


 <亜大 インフルが影響…>東浜がリーグ戦最短KO。5日の初戦で3失点完投勝ちした立正大相手に、3回までは最速146キロの直球で完全投球。それでも球威が落ちた4回以降つかまって6回途中5安打4失点でKOされた。8月上旬に発症した新型インフルエンザによる投げ込み不足が影響している1年生右腕は「4回から何を投げていいのか分からなくなった。次戦(22日国学院大)までにしっかり調整する」と巻き返しを誓った。

 <立正大 亜大から創部以来初の勝ち点>亜大相手に創部以来初の勝ち点。伊藤監督は「それは知らなかった。それより同じ相手(東浜)に3連敗はできないよ」と1年生右腕攻略にホッとした表情を見せた。同点に追いついてなお1死一、二塁から越前が甘いツーシームを左翼線に決勝三塁打。今春、そして5日の1回戦と連敗中だった東浜打ちに越前は「1年生に負けられない。自分たちの立場がない」と胸を張った。

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2009年9月8日のニュース