前年優勝・前栽アスレチックス 猛打爆発12点!

[ 2009年8月17日 06:00 ]

 高円宮杯第29回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント(スポニチ主催)第1日第2日は16日、東京・神宮球場など4会場で2回戦計16試合が行われ、16強が出そろった。史上2チーム目の連覇を狙う前年度年優勝の前栽アスレチックスは、戸室スポーツ少年団(大分)に12―5で圧勝。3回戦へと駒を進めた。17日は3回戦8試合が行われる。

【16日の結果


 前栽アスレチックスは03年の長曽根ストロングス(大阪)以来、史上2チーム目の連覇に向けて初戦を突破した。初回、5点を挙げる猛攻に、エース庄司悠人(6年)を5回で降板させる先を見据えた采配をみせた庄司和弘監督(38)は「連覇どころか、初出場みたいなものです」と謙そんした。それでも「1年生のときから一緒のため、一貫した指導方針がメリット」として偉業に向けて意欲を見せた。

 <東京第1都営ヤング 全国1勝おあずけ>創部40年目で全国大会初出場も、5年ぶり3度目の優勝を目指す強豪・長曽根ストロングスに完敗。打線が2安打に抑えられ、エース清水敦司(小6)が2回に4本の長短打を浴びて3失点。伊藤佳明監督(37)は「先制点をとられてリズムを崩した。自分たちのプレーができなかった」と唇をかむと「守備をもう一度鍛え直す」と再挑戦を誓った。

 <北海道南東16丁目フリッパーズ 武内6回2/3を零封>エース武内慶太(6年)の力投で快勝。安定感抜群の投球で6回2/3を3安打無失点に抑えて「低めに投げることだけを心がけた。0点に抑えられてうれしい」と笑顔を見せた。西武・涌井にあこがれる右腕は「バックを信頼して打たせてとるピッチングを続けていきたい」と3回戦以降を見据えていた。

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2009年8月17日のニュース