ミスターのライバル 難波昭二郎氏が逝く

[ 2009年8月16日 06:00 ]

 元巨人内野手の難波昭二郎氏が14日午前8時28分に心不全のため横浜市内の病院で死去。74歳だった。

 難波氏は大阪府出身で関大では大型内野手として活躍。58年に大学野球のスター選手同士だった長嶋茂雄(立大)とともに巨人に入団。しかし、長嶋が金田正一(国鉄)に4三振を喫した1年目の開幕戦は代打で出場するなど、三塁手でポジションが重なったため出場機会に恵まれなかった。62年に西鉄に移籍。同年引退後はワーナー・パイオニア(現ワーナーミュージック・ジャパン)に入社し、「わが巨人軍は永久に不滅です」で知られる長嶋の引退セレモニーのレコード化ではプロデューサーを務めた。通算成績は179試合、打率・212、7本塁打、25打点。
 通夜は19日午後6時、葬儀・告別式は20日午前11時から、いずれも東京都文京区大塚5の40の1、護国寺=(電)03(3941)0764=で営まれる。喪主は長男貴司(たかし)氏。

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2009年8月16日のニュース