ヤクルト 延長戦制し連敗4で止める

[ 2009年8月16日 21:43 ]

 【ヤクルト3-1中日】1―0で逃げ切りに入った9回にまさかの展開が待っていた。守護神の林昌勇が1死からブランコに同点ソロを浴びた。ただでさえ連敗中の重苦しいムードの中、土壇場の失点がのしかかる。だが、あきらめなかった。

 延長10回2死一、三塁。打線の組み替えで6月27日以来の先発となった6番武内が試合を動かした。「相手もいい投手。思い切っていこうと割り切った」。鋭い打球で一、二塁間を破りまず1点。さらに2番から7番に下がった田中の一塁手の後方へ落ちる安打で2点目。勝利を引き寄せた。

 8回まで三塁を踏ませず、自己最多の122球を投げた由規の好投もあった。最速155キロをマークし「きょうは決め球がいいところにいった」と収穫を口にした。「よう勝てました」と高田監督。先発が踏ん張り、打線も粘って連敗を止めた。

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2009年8月16日のニュース