金子が完封で9勝目!2年連続2ケタに王手

[ 2009年8月16日 06:00 ]

 【オリックス6―0ソフトバンク】オリックス・金子が6月26日の楽天戦(京セラドーム)戦以来の白星となる9勝目を4安打完封で飾った。「(完封を)意識したのは9回だけ。先のことは考えず投げました。とにかく0点に抑えたら、負けることはないので」。完封は07年10月1日の西武戦(京セラドーム)以来684日ぶりでプロ入り3度目。2年連続2ケタ勝利にも王手をかけた。

 「技巧派でもあり、本格派でもある」と清川投手チーフコーチが評するように、140キロ台後半の直球と多彩な変化球を駆使した。2回に小久保に四球を与えたが、続く多村は狙い通りの遊ゴロ併殺打。5回から8回までは1本ずつ安打を許したが、後続を完ぺきに抑えた。「きょうは金子。ようやく完封してくれた」。大石監督もチームに5カードぶりの勝ち越しをもたらした右腕を称えた。

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2009年8月16日のニュース