佑ちゃん 9連勝・野村との対戦「楽しみ」

[ 2009年5月16日 06:00 ]

 東京六大学野球で、2季連続優勝に向けて、早大・斎藤佑樹投手(3年)が16日の首位・明大戦に先発する。今カードで2位・法大が連勝すると、現在3位の早大は1敗した時点で優勝の可能性が消滅する瀬戸際。それだけに、斎藤は「まだ優勝の可能性がなくなったわけじゃない。調子はいいので楽しみ」と必勝を誓った。明大の先発はリーグ戦9連勝中の野村が濃厚。先発での“直接対決”は初めてとなる中、「直球とスライダーを投げ分ける自分と似たタイプ。負けないように頑張りたい」と闘志を燃やした。また東都リーグで4戦連続完投勝利中の亜大・東浜にも刺激を受けている様子で「東京六大学も負けていられない」と自らの右腕でリーグ戦を盛り上げる。

 <明大 野村10連勝に挑む>16日の早大戦に先発予定の野村が、1年春から無傷のリーグ戦10連勝を狙う。府中市の明大グラウンドで調整した野村は、ブルペンでフォームバランスを確認しながら50球。斎藤との投げ合いにも、「凄い人だけど意識はしていない。イメージどおりに投げれば失投は防げる」と自信たっぷり。「最後まで行きたい気持ちはある」と完投勝利を見据えた。

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2009年5月16日のニュース